牡蠣のように生きる権利がある【本の感想】

学び

こんにちは、そうまです。

久しぶりの投稿になります。

毎月投稿を欠かさずやろうと決めていたのですが、途絶えてしまいました😭

一度途絶えると、「まっいっか」と思えてしまい、なかなか腰が上がらないものですね…。

今回は、最近読んだ本の感想について書こうと思います。

『社会人大学 人見知り学部 卒業見込|若林 正恭』

芸人オードリーの若林さんが、コラムで書かれたものを書籍化したものです。

ひとつひとつが短く、すごく読みやすいです。

自虐ネタも多く、笑えます。

そして、共感できるとろこも多く「同じ考えの人がいたんだ!」と嬉しさも感じました。

今回は、共感したところや良いエピソードを共有できたらと思います。

是非本も読んでみてください〜。

自意識過剰

自意識過剰である。

年を取れば治ると期待していたのだが、32歳になった今も妙なことが恥ずかしく、そのほとんどが同意を得ない。

例)

・美容院で、事細かに髪型をオーダーするのが恥ずかしく「おまかせします」と答える

・スタバでコーヒーを頼む時に「トール」と言うのがなんか恥ずかしい

 その前にスタバに行くこと自体が恥ずかしい

・「パスタ」と言うのも恥ずかしい

ぼくは「スタバ」で「キャラメルフラペチーノ」の「グランデ」を飲んでいるところに知り合いが来たら窓を割って逃げる。

お昼ご飯をランチとか、デザートをスイーツもそうだが、ちょいちょいオシャレな言い方をしないでほしい。

自意識過剰だなぁ。とよく言われる。

そう。その通りだ。誰もぼくのことなんか見ていない。それはわかっているのだ。

だがしかし、だ。ぼくなのだ。ぼくが!見ているのだ!

参考:『社会人大学 人見知り学部 卒業見込|若林 正恭』

めちゃくちゃ共感した。

なんか恥ずかしい。なんでだろうw

誰も気にしてないって分かってるんだけど、恥ずかしい。自分が見てるから?笑

でも、同じ気持ちの人がいて嬉しくも思いましたw

本編はもっと面白いですよ!さすが芸人というか、オチもあってクスッと笑える内容ばかりです〜。

イジられたい?

みなさんの周りにもイジりにくい人はいるのではないだろうか?

イジるし、イジられる人は健康だ。

問題は、人のことはイジるくせにイジられることは極端に嫌がり隙を見せいないようにしている人だ。

つまりぼくのようなタイプの人だ。

なんでイジりにくいのかといえば、本気で怒ったり嫌そうな顔をしたりするからであろう。

では、なぜそういう人がイジらせないかというと根本で自信が無いからだ。

だから、他人をイジって自分の優位性を確認する必要があるのだ。

逆にイジられて愛される人が悲壮感の出ない理由は、根底で自分を肯定できているからなのではないだろうか?

そう考えるとイジられたくない自信の無い人が、自分のことをちゃんと好きなほんわかしてる人をイジっているという構図は、どっちが上なのか下なのかわからなくなる。

引用:『社会人大学 人見知り学部 卒業見込|若林 正恭』

確かになぁと思った。

僕も小・中学生の頃とか、イジられるのが嫌で、本気で怒ってたなぁ、、、。

自信がなくて、他人をイジってなんとか優位性を確認してたんだろうなぁ、、、。

今でこそ、そう思えるんだけどw当時はひどかったなぁ。

”根底で自分を肯定できている”

すごく良い言葉ですよね。

いつからそう思えるようになったんだろう。

牡蠣の一生

岩にくっついている牡蠣を取ろうとしている時にふと疑問に思った。

牡蠣は岩にくっついて一生を過ごすというが、一体何が楽しいんだろうと。

ただ岩にしがみついて何のために生きているのかなって。

「ふふ・・・」とおじいちゃんは笑って「最初から意味なんて無いんだよ」と言った。

「いいかい。この世に存在する理由には二つあって。

一つは何かをしているから存在して良いということ。

例えば、会社にいてちゃんと働いているからその会社に居ていいって思えるみたいなこと。

二つ目は生まれてきたら、なんの理由も無くこの世界に存在していいということ。

リストラされたりして自殺しちゃったりする人は一つ目の理由が全てだと勘違いしている。

リストラされたら会社にも家庭にも自分は存在しちゃいけないような気がして死んでしまう。

何もしていなくてもこの世に居ていいのにね。

だからホームレスを少年が襲ったりしたら捕まるでしょ。

それは大事な大事な二つ目の理由を侵す行為だからなんだよ。

そして、少年たちは一つ目の理由ばかり大人に教わっているからその犯罪行為を悪いこととあまり思わないのだろうね。」

参考:『社会人大学 人見知り学部 卒業見込|若林 正恭』

へぇ〜と思った。

”なんの理由も無くこの世界に存在していいということ”

この言葉も良いですよね。

一つ目の理由だけに囚われないで、この二つ目の理由をもっと感じることが大事かもしれませんね。

何かをするのに結局”意味はない”のかもしれません。

だからこそ、自分で意味を見出して、生きていくのかなぁ。

案外、答えはシンプルだったりしますよね〜。

すごく楽しい本でした。

是非みなさんも読んでみてください~。

学び
そうま

1995年富山県生まれ。警察官→営業/人材。コーチング提供中。おやべRED-OX所属🏑フィールドホッケー。

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