こんにちは、そうまです。
今回もコーチングの内容についてお話ししていきます。
テーマとしては”答えは自分の中にある!”です。
結論、その言葉の通りになります😂
コーチングを通して、クライアントが自ら答えを見つけていきます。
その手助け・サポートしていくのがコーチングの役目です。
少し話は逸れますが、僕が読んだ本に、コーチについて下記のような説明がありました。
「コーチング」はもともとは馬車を表す「coach」から生まれた言葉です。
馬車のように人を「行きたい場所」につれて行くための手法です。
参考:マンガでやさしくわかるコーチング|CTIジャパン
あくまでコーチは馬車で、行き先を決めるのはクライアント自身ということになります。
どうなりたいのか、どこに進んでいきたいのか、その答えは自分の中にあります。
どんどん自己探究していきましょう♪
こんな人にオススメ
- コーチングって何するの?
- 答えは自分の中にあるってどういう意味?
と思っている人に是非読んでもらいたいです。
では早速始めていきます〜
答えは自分の中にある
言い方を変えると『答えは自分自身が知っている』ということです。
少し僕の話をさてください。
僕は社会人2年目の時、「自分の人生このまま終わらせたくない、後悔のない人生にしたい」と強く思うようになりました。
僕は、その当時、何を思ったのか自己啓発の本を読みまくりました。
どこかで答えを探し求めていたのかもしれません。
結局、参考にはなっても、自分の求める答えは見つかりませんでした。
自分はどうしたいのか、何をしたいのか…(外部に答えはありませんでした。)
どれだけ本を読んでも、そこに答えはありません。
どこかで自分でも分かっていたのかもしれません…。
答えは自分の中にあります。
本当は何をしたいのか、どうしたいのかは自分自身が知っている(分かっている)はずなんです!
ただ、それが潜在的に眠っているだけ、言語化できていないだけです。
答えは自分の中にあるのか〜
コーチングではしばしば、クライアントからアドバイスを求められることがあります。
しかし、コーチングでは基本的にアドバイスはしません。
答えはクライアントの中にあるというスタンスだからです。
一見突き放しているようにも聞こえますが、クライアントを信じているからこそ、自分の言葉で言語化できるようにサポートしていきます。
アドバイスは、受けるとあたかもそれが正解のように感じてしまいます。
無意識に、自分の意見ではなく他人の意見に合わせる可能性もあります。
ここで余談ですが、僕が教育実習生時代、担当の先生が教えてくれた言葉に
本当に大事なことは”教えない”!『考えさせる』
というものがありました。
まさに、自分の答えを自分で「見つける・考える!」ということです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クライアント:〜するには難しいと思うのですが、した方がいいですかね?
コーチ:◯○さんはどうしたいですか?
クライアント:〜したいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クライアント:△△と✖️✖️どちらを選ぶかで迷っています。どちらがいいでしょうか?
コーチ:◯○さんは本当はどっちがやりたいですか?
クライアント:〜をやりたいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このように、クライアントに問いかけます。
中には、答えがクライアントの中で決まっているのにアドバイスを求めてくる人もいます。
不安だから確認をしたいだけなんだと思います。
そういった時にも、クライアントが自ら考え、自分の口から伝えることで(言語化)、本当の意味で自分の意見に変わります。
本音から出た言葉です!
これが、答えは自分の中にあるという意味です。
自分の本音を顕在化・言語化することで、本当の意味で自分の意志として大きなエネルギー(活力)になります!
※アドバイスを絶対にしないという訳ではありません。時と場合によりますし、コーチとクライアントの関係性でも変わってきます。あくまで”原則”程度で思ってもらえるといいです。
質問の威力
質問の威力とは、質問された側が条件反射的にその答えを取りにいくところにあります。
たとえば、「昨晩は何を食べましたか?」と聞かれたら、
あなたは「えっと…」と自動的に昨晩の食事の記憶を取りにいくでしょう。
このように、質問は、された相手の意識をその問いの方向に向かせる力があるのです。
そのため、その質問が相手のまだ知らない、初めて考えるようなものであればあるほど、気づきが多くなっていきます。
内省が得意な方もいると思います。
でも、自分一人で「何で、何で…」と深掘って質問し続けることは難しいです。
自分一人で深掘って考えるのには限界があります。
その質問も、あくまで自分で考えた質問だからです、、、😂
また、一人で考えることとコーチからの問いで考えることの大きな違いは、
聴いてくれる人がいるということです。
自分の言葉に加えて、気持ちまでを感じとって、さらに言葉にしてくれるコーチがいることは、
気づきの深さや行動の変化が、何倍も変わってきます。
オートクラインとパラクライン
ここで、「気づき」が起こる仕組みを少し別の視点から捉えてみたいと思います。
話はぐっとミクロレベルになりますが、私たちの身体は平均60兆個の細胞で構成されており、この細胞間でもコミュニケーションが交わされています。
A細胞が情報を発信して、B細胞のレセプター(受容器)がそれをキャッチする様子を表しています。
このように近隣の細胞へ作用することを「パラクライン」といいます。
ところが、A細胞から発信された情報は、自分自身にも作用していることがあるのです。
これを「オートクライン」と呼びます。
この図の細胞を人に置き換えてみると、AさんはBさんに話をしながら自分自身にも話をしていることになります。
人は、会話の中で、自分の内側の情報をアプトプットすることで、はじめてその情報を正確に認識することができるのです。
このオートクラインによってもたらされるものが、「気づき」になります。
あなたも、自分で喋っていたら思考が整理された(理解した💡)みたいな経験もあるのではないでしょうか。
まさにそれです!
潜在化している自分の気持ちを、このオートクラインによって自分自身に気づきを与え、顕在化させていきましょう。
答えは自分の中にあります!
それを全力でサポートするのがコーチの役目です😄
まとめ
- 答えは自分の中にある〜潜在化している本音を顕在化させていこう〜
- 質問の威力は、質問された側が条件反射的にその答えを取りにいくところにある
- オートクラインを起こして、自分に「気づき」を与えよう
僕は、「自分の人生このままでいいのか」といったモヤモヤをずっと抱えていました。
その答えを見つけるために、たくさん本を読んだし、ネットやYouTubeでも探しました。
しかし、答えは外部にありませんでした。
- 本当はどうしたいのか
- 何にモヤモヤしているのか
問うべきは、自分自身にでした。
本当の意味で、真剣に自分自身と向き合った瞬間でもありました。
是非みなさんも自分自身に問いてみてください。
自分ひとりでは難しい、、、😖
そんな方は是非コーチングを受けてみてください。
ありがとうございました
参考:『コーチングの基本|著者 コーチ・エイ』、『まんがでやさしくわかるコーチング|CTIジャパン』
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