こんにちは、そうまです。
今回はビジネスメールについて、書き留めておこうと思います。
僕は約3年間警察官をしており、そこから営業の仕事に転職しました。
警察官時代はビジネスメールを使うことがなかったため、転職1年目は特に苦労しました。
実際、今でもビジネスメールの表現で分からないことも多く、
「この表現あってるかな〜?」と調べながら作ったりしています。
今は少し慣れてきたところはありますが、パパっとビジネスメールが作れる人にはやっぱり憧れます!!
今回は『ビジネスメール言い換え辞典|著者 村上 英記』を参考にして、よく使う表現や今後使っていきたい表現をピックアップしました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
こんな人にオススメ
- ビジネスメールに苦手意識がある
- 1通のメールに時間がかかり過ぎる
- 謝罪の表現に困る
僕は、最初の頃1通のメールに30分以上かけることもしばしばありました。
文章が長くなるというよりは、この表現で合っているのかな〜と悩んで、
書いては消して、書いては消して、、、の繰り返しで、前に進まない感じです。
それで時間だけが過ぎ、非常に生産性のわるい仕事をしていました。
僕自身、”慣れ”の部分が大きいとは思いますが、
今では細かいところまで考えこまず、早めに仕上げるようにしています。
また、大事なメールの際は、上司に添削をお願いしています。
話が少し逸れましたが、上達するには結論、量を重ねて慣れていくしかないと思います。
がんばっていきましょっ
、、、
と、終わりそうな感じですがもう少しお付き合いください。
本書を読んで参考になった部分をお伝えしていきます。
では、早速始めていきます〜
CCとBCC
CCメールは同じ内容を複数の人に送信するときに使います。
情報共有できるのができるのが便利です。
CCに送られた人は基本的には返信する必要はありません。
To(宛先)に送るけど、CCに入っている人も内容見といてね〜!
※CCはカーボンコピー(carbon copy)の略です。
むかし、同じ書類を作成するときに、カーボン紙を使って複写していたことから、メールでも使われるようになりました。
BCCメールは、CCと同様に同じ内容を複数の人に送信するときに使うのですが、CCとは大きく違う点があります。
それはBCC欄に入力したメールアドレスは受信者には確認できない点です。
BCCで複数の人に送信しても、受けとった相手は送信者と宛先のアドレスしか見えません。
要するに、BCCに入っているアドレスの方は、隠れて内容を見ているイメージです。
宛先ToやCCに入っているアドレスの方には気付かれません。(情報共有されているという認識がない)
※BCCはブライド・カーボン・コピー(blind carbon copy)の略です。
「blind=目隠し」って覚えるといいね!
これがCC、BCCの違いになります。
BCCは、ブラインド=目隠しです!😄
社内でよく使う表現
✅わかりました
- 了解しました
理解したことを伝える表現。「了解」は敬語表現を含んでいないため、目上の人に使うのは失礼です。 - 承知しました
「了解しました」よりも、へりくだった謙譲表現です。 - かしこまりました
「謹んでお引き受けいたします」という意味の表現。事情に丁寧な言葉です。
”かしこまりました”って何かいいね。使うようにしよ!
✅覚えてません
失念いたしました
「失念」は、ついうっかり忘れてしまうこと。「うっかりしていました」と書くよりは、
「失念」を使うほうがビジネスシーンにはふさわしいです。
📨先日ご依頼の領収書の件、雑務に追われ、失念しておりました。
誠に申し訳ございませんでした。
★★覚えておきたい★★
「聞いてません」「教わっておりません」はNG!
実際そうだったとしても、ビジネスシーンで使うのはご法度です。
言い換えとしては、
📨申し訳ありません、確認して返事します。
📨私の記憶違いかもしれませんが、はじめてお聞きすると思います。
感謝・お礼
✅ありがとう
- ありがとうございます
📨昨日は弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。 - 心よりお礼申し上げます
→外部の取引先などに使える表現です。
📨ご指摘いただきまして、ありがたいかぎりです。心よりお礼申し上げます。
✅うれしいです
- うれしく存じます
→「存じます」をつけることで、「うれしいです」よりも丁寧な響きをもたせることができます。
📨ご検討いただき、うれしく存じます。 - 感激しております
感謝と喜びを素直に伝える表現です。
📨〇〇様にはとても親切にしていただき、感激しております。
※公的な文書にはふさわしくありませんが、実感のこもったお礼表現になります。
✅お気遣いありがとう
- お気遣いありがとうございます
📨いつもなにかとお気遣いいただき、ありがとうございます。 - ご配慮ありがとうございます
→心配をしてくれたり、気遣ってくれた相手への感謝のフレーズです。
📨先日の会合ではご配慮くださり、お礼申し上げます。
お詫び
✅私が悪かったです
私の力不足です
→自分の職域や能力で引き受けられる範囲であれば使えます。
📨私の考えが及ばないばかりにこのような事態を招いてしまい、本当に申し訳ございません。
私の至らなさが招いた結果です
→自分の配慮や能力、監督などが不十分だったことを認めて、相手にお詫びする表現です。
📨私の至らなさでご迷惑をおかけしたことを、深くお詫びいたします。
✅反省しています
お詫びします
謝罪の気持ちを伝える言葉として、広く使われます。
📨ご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。
深く反省しております
→相手になんの落ち度もなく、自分の一方的なミスで多大な迷惑をかけたような場合に使う表現。
📨今回は、〇〇様のお手をわずらわせてしまいましたこと、猛省しております。
✅許してください
お許しください
📨長文、お許しくださいませ。
ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます
→大きなミスの時に使える表現です。
📨このたびの不手際の件、何卒ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。
お願い
✅悪いけど、お願いします
お忙しいところ恐縮ですが
→相手の状況を思いやるクッション言葉です。
📨お忙しいところ恐縮ですが、前向きにご検討いただけましたら幸いです。
ぶしつけなお願いで恐縮ですが
→切迫した状況で、なんとかしてほしい時に使うクッション言葉です。
失礼を十分承知しているのですが・・・とアピールする表現です。
📨ぶしつけなお願いで恐縮ですが、5分だけでもお話をうかがえないでしょうか。
✅連絡ください
ご連絡をお待ちしております
→返信がほしい時の、一番のオーソドックスな表現です。
📨お忙しいところ恐縮ですが、こ連絡を心からお待ちしております。
ご一報いただけないでしょうか。
→「一報」は、簡単に知らせるという意味をもちます。
📨業務の進捗状況について、ご一報だけでもいただけないでしょうか。
✅教えてください
質問があります
📨先日の件で、2点質問がございます。
おうかがいしたいのですが
📨先日ご送付いただいた資料について、1点おうかがいしたいのですが、よろしいでしょうか。
社内の人のミスを代わりにお詫びする
✖️担当がご迷惑をかけたようで、申し訳ありません。
⏩「自分には関係ない」という姿勢はビジネスでは通用しない
✖️上司にもきちんとご報告しておきます
⏩身内を高めてはいけない
⭕️📨ご指摘いただいた件は、社内でいま一度確認し、今後このようなことの内容に徹底して参ります。
⭕️📨上司の〇〇にもこのことを報告し、社をあげて改善に努めたいと存じます。
使い分けに注意
✅軽い注意への謝罪
例えば社内の先輩に仕事のミスで注意されたとき、「お詫びの申し上げようもございません」
などというフレーズを使うと、かしこまりすぎておかしいですよね。
⭕️📨ご指摘ありがとうございます。以後十分気をつけます。
改めて、場面によって使い分けが大事だと感じます。
おおげさな表現は、場合によっては合わなかったりします。
例えば、僕の経験で
企業様からのメールの冒頭が「恐縮ですが・・お詫び申し上げます」と畏まった感じで、
大きなトラブルでもあったかと思いきや、続きが「・・・URLを送ってください」という内容でした。
びっくりしたわ!契約切られるかと思ったわ!
この経験から、僕自身もメールを送る際には注意するようにしています。
こういったことも含め、経験が大事だと思うのでたくさんメールを送って慣れていきましょう!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これにて終了します。
長文失礼いたしました。
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました。
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