年齢によってキャリアを考える【VSOP理論】

仕事

こんにちは、そうまです。

今回はタイトルの通り「年齢によってキャリアを考えるVSOP理論」についてお話ししたいと思います。

僕がこの言葉を知ったのは、X(旧Twitter)のツイートだったと思います。
※ちきりんさん@InsideCHIKIRIN

当時社会人2年目で、キャリアについてすごく悩んでいた時期でもありました。

そんな時に出会った考え方で、すごく救われた気持ちになったのを覚えています。

ちょっとした道標が見つかった感覚です。

また、今でも迷った時には参考にしています。

迷っている人は是非読んでみてください。

僕自身、本は読んだことはないですが・・・笑🙇‍♂️(※買おうと思いましたが、、売ってない?🤔)

こんな人にオススメ

  • キャリアの積み方が分からない
  • どうなりたいかも分からない
  • そもそも考えてもない

当時社会人になりたての僕は、将来について不安しかありませんでした。

そんな状態でも、この考えを知れたことで少し前向きになれました。

みなさんも是非参考にしてみてください。

では、始めていきます〜。

キャリアのVSOP

1978年に出版された脇田保さんの『自立人間のすすめ』という本に載っているものですが、

簡単に言うと、

20代:(V)バラエティ。色々やってみるのがいい。

30代:(S)スペシャリティ。専門性で戦う。

40代:(O)オリジナリティ。あの人っぽいよね、と言われるようにする。

50代:(P)パーソナリティ。あの人と仕事したい!と思われるようにする。

というものです。

ざっくり年齢によってやり方を決めるという感じです。

「なりたい姿」がなかなか定まらない人には、この「キャリアのSVOP」を信じて行動してみるのもいいと思います。

もう少し詳しく説明します。

年齢によって勝負の仕方を変える

下記引用してお伝えします。

V:20代はバラエティ

20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。

自分が何に向いているか、やってみないと分からない。

あまり頑なに「自分にはこれが向いているはず」と思い込み、それ以外の事は見ない、触れない、みたいな生活をしないここと。

小さい頃から憧れた職業に就くこと以外にも試さない人がいるけど、世間を全く知らない子供の頃の夢に固執し過ぎるのもどうかと思う。

それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかもしれないのだから。

20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。

多彩な世界に触れること、バラエティを保つこと、視野を広め、見ている世界をできるだけ広げておくこと、そして大いに迷うこと、20代ではそれが大事、という話。

S:30代はスペシャリスト

30代は20代で経験した色んなことの中から「オレはコレで行く!」という分野を見定め、その分野に集中して専門性を高め、「この分野ならあいつ」と言われるような知識、スキルを築いていくべき時期。

この時期に自分の「コア」を作る、「何の専門家なのか」を明確にする。

それが大事、という話。集中と深堀の30代。

反対に言えば、30代(30~39)の間にまだ「あれにしようか、それともこっちに行こうか、おれは何をすべきなんだ?」とか言ってたらダメですよ、ってこと。

30代になっても迷わない。そのためにも20代でやりたいことをすべてやって、ちゃんと迷っておかなくちゃいけない。

O:40代はオリジナリティ

40代になったら、専門性だけでは勝負できません。

日々、新しい技術やトレンドが生まれ、それらに対して、より高い専門性や感度をもつ若手が現れる。

だから、この年代で発揮すべきは、マニュアル化できない「自分らしさ」。

「これはあの人の作品だよね」「あの人の仕事はユニークだよね」「そんな考え、普通はできないよね!」と言ってもらえる仕事をしないとダメ。

他の人が担当していたら違うものになったはず、自分が担当したからこそ、こうなった、といえる「オリジナルな何か」が必要。

そうじゃないと市場から求められない。「学んだ何か」ではなく、「自分が生み出した何か」で勝負する。それが40代。

P:50代はパーソナリティ

そして、50代になれば、パーソナリティがすべて。

専門性なんて若い世代にかなうわけがない。

オリジナリティだって、持ってて当たり前の年代。

だから50代になれば、「あの人と仕事がしたい」と思ってもらえるかどうか、人格とキャラが切り札になる。

従ってこの年代までに、人間としての魅力をしっかり身につけておく必要がある。

「あの人がいるからあの会社で働いてみたい」と思わせないと、経営者として人も雇えない。

「ぶっちゃけ内容はよくわかってないんだけど、あの人がリーダーなんだったら内容に関わらずやってみたい」と思ってもらえるかどうか、最後は人間力勝負、という話。

制限をつけすぎないように注意

20、30、40という区切りには、覚えやすい以外のロジックはないと思うので、適宜調整すればいいと思います。

また、これを聞くと「年齢的に無理だからぁ」と最初から諦める人もいそうですが、

あくまで(キャリアを築く)戦い方のひとつと参考程度に考えるのでいいと思います。

これまで色々な経験も積んでいるわけで、そこは自分の主観、解釈でいいと思います。

今日が一番若い日!!

ただ、キャリアを考える上ですごく理にかなっているというか、ひとつの道標にはなるかと思っています。

是非参考にして行動してみて欲しいと思います。

まとめ

20代:(V)バラエティ。色々やってみるのがいい。
30代:(S)スペシャリティ。専門性で戦う。
40代:(O)オリジナリティ。あの人っぽいよね、と言われるようにする。
50代:(P)パーソナリティ。あの人と仕事したい!と思われるようにする。

今後のキャリアに迷っている方は、

是非参考にして行動してみて欲しいと思います。

僕も30代に差し掛かる。

転職も2回して、色々試してきました。

(得意な)分野は見えてきつつありますが、他にも色々試していきたいと思っています。

自分で納得できる人生にしていきましょう!

ありがとうございました。

参考:『自立人間のすすめ|脇田保』『物語思考|著者 けんすう』

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そうま

1995年富山県生まれ。警察官→営業/人材。コーチング提供中。おやべRED-OX#8🏑フィールドホッケー。

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