こんにちは、そうまです。
今回は『神モチベーション|著者 星 渉』を読んで学んだことをお伝えします。
僕がこの本を読んだきっかけは、仕事にモチベーションが湧かなくなってきていた時にYouTubeの本紹介の動画を見て興味を持ったからです。
無理にモチベーションを上げようとすれば、いづれ落ちます。
そんな当たり前の原理・原則を教えてもらい、”ギャップモチベーション”という最強のやる気について学ぶことができました。
こんな人にオススメ
- 仕事のやる気が湧いてこない
- やる気が続かない
- 必死にやることに疲れた
目の前のことを必死に頑張ることに追われてしまうと、目の前のことしか考えられなくなってしまいます。
”やる気”の使い方を学び、日々を楽しめる人生に変えていきましょう。
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
では、早速はじめていきます〜。
3つのモチベーション
◾️1つ目のやる気が「ハイモチベーション」です。
いわゆる、やる気満々の状態です。
よっしゃ!営業活動やってやるぞ〜!!
と鼻息が荒い状態です。
ただ、常にこんな状態でいることができたら良いかもしれませんが、
このハイモチベーションが危険な理由は「上がったものは、落ちる」という原理原則にあります。
となると、継続が困難ということです。
〜ローマは1日にしてならず〜
〜やる気は急に出してはいけない〜
息切れを起こしてしまう「ハイモチベーション」
◾️2つ目のやる気が「アクティブモチベーション」です。
これは、「やり出したらやる気が出るから!」というものです。
「つべこべ言わずに、手を動かせばやる気が出てくるから、まず動け!」
ほんとですかね〜
そう思う気持ちもすごく分かります。
ただ、じつは、この理論は科学的には正しいそうです。
行動することによって、扁桃体というやる気物質を出す脳の部分が刺激されます。
ですが、その動き出すまでの難易度が高いのです。
その動き出すまでのやる気が欲しいのです。こっちは。
ほんとそうですよぉ〜
できたらもうやってる!「アクティブモチベーション」
◾️3つ目のやる気が「ギャップモチベーション」です。
たとえば、電車に乗り遅れそうになった時を想像してみてください。
改札を通って、ホームに向かっていたら、絶対に乗らないといけない電車が出発しようとしている!
こんな場面で、あなたはどんな行動をしますか?
「ヤバイ!遅れる!」と急ぎますよね?
はい、ここであなたに質問です。
このとき、あなたは「やる気を出して」急いだのでしょうか?
そんなことありませんよね。
「やる気を出そう」と思ったのではなく、「勝手に」やる気が出て、「気がつくと」急ぐという「行動」をしていたんですよね?
神モチベーション|星 渉
これが、ギャップモチベーションです。
ひと言でいうと、「ギャップを埋めたい気持ち」です。
私たちの行動の多くに指示を出す「脳」は、ギャップを感じると、自動的にそれを埋めようとします。
そこには、やる気を出すとか、出さないとはありません。
ただ、ギャップを埋めたいから行動するのです。
超一流だけが知っている「ギャップモチベーション」
記憶とのギャップ
3つ目のギャップモチベーションによる「やる気」は、「現実」と「記憶」のギャップを埋めようとして生まれます。
その記憶というのは、あなたが思うような記憶とは少し違く、「未来記憶」と「過去記憶」の2種類からなるものです。
◾️未来記憶:こうなりたい
本書にあったマラソン大会の例が分かりやすかったので紹介します。
私が小学3年生の時の話です。
マラソン大会終了後、1位を獲得した人が全校生徒の前で表彰され、先生や友達から褒められているのを見ました。
その光景を見て、子どもながらに「いいなーーー、あそこで自分も表彰されたい!」
と胸を熱くしたのを覚えています。
自分が1位になったらどんな気分だろう。
小学3年生の私はそのとき、自分が1位になった未来を、
目の前の場面と重ね合わせて想像していたのです。これが、私のなかに「マラソン大会で1位になり自分が表彰される」という想像(未来記憶)が生まれた瞬間でした。
神モチベーション|星 渉
翌年、マラソン大会1ヶ月前。
著者は、去年の順位は7位。
ここで、現実と未来記憶(1位)とのギャップが生まれます。
そこから、1ヶ月間朝練を始めます。
未来記憶と現実のギャップを埋めるために。
そして、著者は1ヶ月の間、サボることもなく朝練を続けた結果、未来記憶どおり「1位」でゴールしたのです。(小学4年生)
未来を、感情(こうなりたい)と一緒にイメージすると、ギャップモチベーションが生まれる
◾️過去記憶:あなたの頑張り・失敗のすべて
過去記憶は文字通り、過去の自分の記憶。
例えば、先ほどのマラソン大会の例であれば、
小学4年生のときに「1ヶ月朝練したから1位を取ることができた」という過去記憶ができあがっていました。
「去年は1ヶ月前から練習したから、そろそろ練習を始めないとヤバいな」と思うようになります。
「過去の記憶」と「まだ練習を始めていない今の自分」にギャップを感じて、そのギャップを埋めようと行動する。
また今年も早起きをして、1ヶ月マラソン大会に向けて練習をするという行動を、自動的に起こすことができたのです。
神モチベーション|星 渉
ここで重要になってくるのが、「体験の数」です。
なぜなら、体験の数が増える=過去の記憶が増える。と言えるからです。
そして、「ギャップを感じる数が増える」ということは、
ギャップモチベーション=「やる気」が生まれる機会が多くなる。と言えます。
また、失敗した経験なども、素晴らしい過去記憶になります。
失敗の数が増えるほど、成功する確率も高くなります。
体験の数が増えると、やる気の数も増える
必死にがんばることを止めよう
もう、あなたは十分がんばっている。
目の前のことを必死にがんばることに追われてしまうと、「目の前のことしか考えられなくなってしまう」ということです。
これでは、未来と今のギャップから生み出される「ギャップモチベーション」を味方にすることができなくなってしまいます。
大事なのは「立ち止まる」こと。
「立ち止まる」とは、歩みを止める、成長を止めるという意味合いではなく「自分の未来を見るために」立ち止まるんです。
著者は、「目の前のことを必死にがんばる」をやめて、立ち止まり「自分の未来を見る」を大切にするようになってから、不思議なことが起きたといいます。
今、自分の目の前のことが、自分のどんな未来につながっているのか?と考えられるようになり、目の前のことを、必死にするのではなく、楽しめるようになるそうです。
その瞬間、目の前の一つ一つのことが、必死にがんばってこなさないといけない「タスク」から「未来につながる楽しいこと!」に変わってしまったわけです。
今の自分のやることが、未来のどんな自分につながっているのか?という視点で考えらると、今の自分を楽しむことができるようになるのです。
必要なのは、「必死にがんばること」ではなく、立ち止まって「自分の未来を見ること」
まとめ
- ギャップを埋めたい気持ちが、ギャップモチベーション
- 未来記憶と過去記憶を使って、ギャップモチベーションを生み出そう
- 必死にがんばるのではなく、立ち止まって「未来を見ること」が大事
僕も、目の前のことに必死にがんんばるだけじゃなく、立ち止まって「未来を見る」ことをしたいと思います。
時には立ち止まることも大切です。
がんばり方の軌道修正が必要な時かもしれません、、、。
ありがとうございました。
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