こんにちは、そうまです。
今回はコーチングにおける「目標」と「目的」についてお話していきます。
前提として、コーチングとはクライアントの目標達成を支援するプロセスのことを指します。
”目標達成”を支援するからには、”目標”が必要になってきます。
今回は、コーチングで必要な”目標”、そして、目標を作り出す”目的”についても触れていきます。
そして、前回お伝えしていたコーチンング自体の目的についてもお伝えします。
こんな人にオススメ
- コーチングに”目標・目的”が必要な理由を知りたい
- 目標と目的の違いが分からない
- コーチング自体の本当の目的を知りたい
話が少し逸れますが、クライアントの中に「そもそも目標がありません」という方もいらっしゃいます。
そういう方も多いのではないでしょうか。
僕も最初の頃はそうでした。
目標がないというよりは、”言語化”できていないに近いと思います。
潜在化していて顕在化できていないという感じです。
その場合は、目標を決める(見つける)ところから始まります。
自己探究の始まりですね♪
そこで見つかった目標・目的は、未来に対するワクワクと、人生に活力を与えてくれます。
僕はそうでした♪
みなさんも、コーチングを通して”目標・目的”を見つけていただけたら嬉しいです。
おそらくコーチングを通して見つけた目標・目的は、自分が想像する以上ののところへ連れいていってくれますよ。
話は逸れましたが、今回はコーチングにおける「目標」と「目的」についてお話していきます。
今回も『コーチングの基本|著者 コーチ・エイ』を参考にしています。🙇♂️
早速始めていきます〜
「目標」と「目的」
コーチングには、達成したい「目標」が必要であることは先に紹介しました。
ここでは、目標のさらにその先に、「目的」があるということを紹介したいと思います。
まずは、💡「目的」と「目標」の違いについて見てみましょう。
- 目的=ありたい姿、理想とする最終到着点
- 目標=目的を達成するためにクリアすべきステップ(マイルストーン)
正確には、目標の後に目的が来る、という時間的順序ではなく、人は常に自分が目標を達成する目的をもっています。
あえていえば、目標は未来に向かう場所であり、目的は現在その活動を行なうことに意味を与えるものです。
例えば、「教育を通じて世の中に貢献したい」という人生の目的をもった高校生がいるとします。
その高校生にとっては、大学の教育学部で教育について学ぶことは、目的を達成するためのマイルストーン(目標)になるでしょう。
そして、目前に迫った大学の入学試験をパスすることも、目的やもう一つ先の目標に対するマイルストーン(目標)になります。
出典:『コーチングの基本|著者 コーチ・エイ』
マイルストーンを一つひとつクリアしていくことで、目的に向けて確かに前進していることが確認でき、
また前進した達成感、成長実感を得ることができます。
これらが、目的と目標を定めていく意味になります。
目標と現状の間に成長のテーマを発見する
目標が定まると、そこに向けてエネルギーを集中させることができますが、
同時に、目標が明確に定まることで、現状との差異を明確に認識することができるようになります。
人はこの目標と現状の差異を放っておくことが苦手です。
そのため、目標に向けて自身の現状を変えていこうとするエネルギーが生まれ、
これが成長への原動力となるのです。
コーチングの対話は、クライアントの内側に眠っている潜在的な目的意識を顕在化させていくプロセスでもあります。
こうした目的意識が詳細に言語化されたとき、それがビジョンとなっていきます。
そして、ビジョンに至る具体的なマイルストーンが見えてくると、それが目標となり、エネルギーを集中させる焦点となるのです。
本質的な変化
ここまで読んでくださった中で、目標達成の支援だけがコーチングの目的だと思っている方も多いと思います。
しかし、目標達成だけでは十分ではありません。
コーチングの目的は、クライアントの本質的な成長にあります。
目標達成を積み重ねることが大事になってきます。
行動と学習を繰り返します。
また、コーチングは半年から1年くらいをかけて継続的なセッションを行うのが一般的です。
だから、すぐに効果は出ません。
僕がコーチングを受けた時も、自分自身で変わってきたと感じたのも3ヶ月〜半年くらい経った時でした。
目標達成が1度で終わるのではなく、何度も何度も目標達成を積み重ねていきます。
その小さな行動、小さな成果、自信の積み重ね、これを積み上げていくことでどんどん目的に近づいていきます。
人は、一つひとつのハードルを乗り越えていくことで、次第に自信を深めていくことができます。
そして、自らが周囲に能動的に働きかけることで、周囲に影響を及ぼすことができることを理解します。
この実感こそが、自主性や主体性を支える基盤となり、次なる課題に挑戦する意欲と勇気を与えるのです。
出典:『コーチングの基本|著者 コーチ・エイ』
コーチングのゴールは、クライアントの中に「成長のエンジン」をつくることです。
僕自身、目標に向けて行動したことで、どんどん自信がついていきました。
一回の目標達成に満足することなく、目的に向かって小さな目標達成をどんどん増やしていきました。
それを長期的に積み上げることで、コーチングを受ける前では想像できないような自分に成長しているはずです。
めちゃめちゃワクワクした人生になります。
是非みなさんもコーチング受けてみてください。
まとめ
- 「目標」は未来に向かう場所であり、「目的」は現在その活動を行なうことに意味を与えるもの
- 小さな行動、小さな成果、自信の積み重ねを長期的に積み上げていく
- コーチングの目的は、クライアントの本質的な成長=クライアントの中に「成長のエンジン」をつくること
コーチングは目標達成を支援するのみではなく、
それを長期的に積み上げることで、クライアントに本質的な変化(成長)を生み出します。
僕はコーチングを受けて、目標を立て行動と学習をするようになってから、自信がつくようになりました。
- 小さな行動をしている!
- 小さな成果がでてる!
- 継続できている!
この積み上げが、振り返った時に自信をもたらし「よし、頑張ろう!」とさらにエネルギーが湧いてきます。
頭で考えているだけでは前に進まず、行動&継続がすごく大事なんだと改めて思います。
そして、自分を信じてくれているコーチの存在がすごく励みになってもっと頑張れます。
それがコーチングです。
ありがとうございました。
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