こんにちは、そうまです。
引き続き、ホッケーの情報を発信していきます。
今回は”オープンレシーブ・クローズレシーブ”についてお伝えします。
レシーブは奥が深いです。
僕は『レシーブが上手=ホッケーが上手』といえると思っています。
それくらい大事です!
僕の発信が誰かの役に立てれば嬉しいです。
- ホッケー暦15年以上(おやべRED-OX所属)
- 大学インカレ3連覇/U-18,21経験
- ポジションはMF(CH)
- PCではストッパー役、パスが好きです
オープンレシーブ・クローズレシーブについて
○レシーブの仕方(とくに中盤)
— 林 聡馬 = Souma Hayashi (@soumahayashi) December 1, 2020
受け方としてはオープレシーブとクローズレシーブがあります。
・オープンはトラップと同時に前を向くレシーブ
・クローズは相手を背負った状態でボールを確保するレシーブ
この2つを使い分けます。とにかく一番に考えるのはオープンレシーブ。無理ならクローズです😌
僕は中盤をやっていることもあり、中盤目線からの意見になりますが、
この2つのレシーブの使い分けはすごく重要です。
それぞれ解説します。
🏑オープンレシーブとはトラップと同時に前を向くレシーブになります。
一番の良いところは、”前を向く”ことで、一気に攻撃へと繋げられることです。
そのままスピードをつけてドリブルしたり、ロングパスやショートパスなど、攻撃への選択肢が増えます。
相手のディフェンスからすると、”怖い”と感じると思います。
現に僕がディフェンスをしていて、オープンレシーブをしない人はあまり怖くないです。
”攻めてこない=怖くない”という感じです。
ただ、相手にボールを見せる形になり、加えて、動きながらのトラップということもあってボールを失う(取られる)リスクは高くなります。
🏑クローズレシーブとは相手を背負った状態で、ボールを保持するレシーブになります。
一番の良いところは、確実にボールをキープするという点です。
相手からボールを守るという感じです。
ただ、背負って(ゴールに背を向ける)ボールを受けるため、スピード感のある攻めには繋がりづらいです。
※前に向き直す必要があるため、少々時間がかかる。
どちらも使い分けが重要になってきます!
使い分けとコツ
僕が考える使い分けとしては、
どんな場面でも、まずはオープンレシーブを考え、無理ならクローズレシーブにします。
オープンレシーブ
オープン!オープン!オープン!😆
オープンレシーブをするためには、下記2つが条件が揃っているといいです。
①前を向く(進みたい方向の)進行方向に相手がいない時
②トラップできるボールの時
解説します
①相手が前にいる状態だと、オープンレシーブをするとボールを失う(取られる)リスクが高まるからです。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのは相手が進行方向にいる場合の時です。
相手が横にいたり、オープンレシーブで相手をかわせる距離感に相手がいる時は、積極的にオープンレシーブをするべきです。
むしろ、そのタイミングこそが絶好の機会です。
多くの人は相手が近くにいると、クローズレシーブにしがちです。
大事なのは自分と相手の位置関係!
だからこそ、中盤では特に”間・間”を狙います。
フリーでボールを受けようと動く選択肢だけではありません。
「この距離感だったらオープンで相手を抜けるなぁ」というポイントを探します。
場合によっては、相手に近づいて行ったりもします。
そのポイント(位置)を常に探し、味方からボールを受ける準備をします!
※相手の間に入ることで、オープンレシーブで一発で抜くことができます。
因みに、狙ってオープンレシーブできた時はめちゃくちゃ快感ですよ😆
伝わっているか分からないですが、これができるようになると、より一層ホッケーが楽しくなります♪
②トラップできるボールの時
これは、ボールの質によるということです。
オープンレシーブは動きながら(体を進行方向に向ける)レシーブするので、跳ねているボールや強いボールの時はめちゃくちゃ難しいです。
そういった時は、リスクを考え、オープンレシーブの選択を止め、クローズレシーブに変えた方がいいです。
マイボールにする!それが前提として大事です😆
オープンレシーブをする時は、その時のボールの質も考慮しておきましょう。
クローズレシーブ
相手を背負っている時や近くに相手がいる時に使います。
ゴールに背を向けて、完全にボールを隠すような形で体を入れます。
がっしり!と固くボールを保持するレシーブです。
イメージとしては、ラグビーボールを抱えるように、体をしっかり張ってボールを取られないようにする感じです。
改めて伝えますが、ボールを取られないことが重要です。
中盤ではクローズレシーブでボールを受けることが多くあります。
その度に、ボールを相手に取られていたり、取られそうになっていてはいけません。
”安心してボールを預けられる”と味方に信頼してもらうためにも、しっかりとボールをおさめる(保持する・キープする)ことが求められます。
コツとしては、足をしっかり広げて腰を落としてボールを受け、相手のスティックが出てきたら体と足でブロックしてボールを守ることです。
文章でも伝わっていることを願います笑😆
根性論のようにも聞こえますが、『絶対ボールを取られない・取られたくない』という気持ちはすごい大事です。
体を張ってボールを守りましょう。
その積み重ねが、味方からの信頼につながり、パスをくれるようになります。
※すぐ取られる人へはパスを出したくありません。
ボールを失わないために、確実にクローズレシーブ!
このイメージを持って、上記のオープンレシーブと使い分けていってください!
練習方法
僕がオープンレシーブ・クローズレシーブを認識したのは高校生の時です。
コーチに教えてもらって、初めて意識してやるようになりました。
それ以前は、意識せず感覚でやっていたと思います。
- これがオープンレシーブかぁ〜
- こういう時にオープンレシーブを使うんだぁ〜
と練習の中で、知識と実体験が一致すると本当の意味でレベルアップにつながると思っています。
後は、練習の積み重ねですね。
少し話が逸れましたが、シンプルな練習方法をお伝えします。
◾️オープンレシーブ(フォア)
図で表すのが下手ですみません。
文章で補います。
イメージとしては、ボールをセットし(黒点のところです。※分かりやすくボールは黒にしてあります。)味方が①からリードしてオープンレシーブで受け、前を向きます。
そのままシュート練習でもいいと思います。
ハーフラインにボールをセットして、サークルトップくらいから①リードして、オープンで受けそのままシュート〜
リードする時は「フォア!」とパスを出す味方に合図すると尚良いです。
また、なるべくクローズで受けるフリをして、そこからスピードを上げてオープンレシーブできるとめちゃくちゃGoodです。
◾️オープンレシーブ(リバース)
フォアだけでなくリバースも練習しておきましょう。
リバースでのオープンレシーブもフォアと同様多く使います。
難しく感じる人もいると思いますが、練習すれば問題ありません。
コツは、ボールの進行方向に体を持っていき(半身で前を向く感じ)、なるべく体の右前でレシーブするといいです。
ボールのスピードを吸収するように、スティックを引きながらレシーブしましょう。
一点で取るというより、走りながら(+スティックで引きながら)レシーブしましょう。
伝わっていると信じています笑😆
次のステップとして、相手(ディフェンス)も入れてみるといいかもしれません。
◾️クローズレシーブ
オープンレシーブができない時は、クローズレシーブです。
ボールを失わないことが大事です。
しっかりとボールを保持し、そこからリターンでボールを返したり、グルっとターンしてドリブルしていくのもいいと思います。
🏑練習メニュー🏑
- ディフェンスなしで、自由にオープンレシーブ&クローズレシーブ(フォア&リバース)
- 軽いディフェンスありで、他上記1と同様。※軽いディフェンスとは最初のマークをする程度
- ガチ1対1(オープンで抜けるとGood!)
また、パスを出す味方についても、「オープン!」とか「クローズ!」と指示(コーチング)できるようになりましょう。
特に中盤は相手を背負ってボールを受けることも多く、前が見えていない時も多々あります。
そんな時、周りから「オープンいけるよ!」と言ってもらえるとめちゃくちゃ助かります。
「あざっす!」と内心思っています。
声かけ大事です!
まとめ
- オープンレシーブとはトラップと同時に前を向くレシーブ
- クローズレシーブとは相手を背負った状態で、ボールを保持するレシーブ
- まずはオープンレシーブ。無理だったらクローズレシーブに切り替え。
中盤は特にボールを受けに行くことが多いので、
オープンレシーブとクローズレシーブの使い分けがすごく重要になってきます。
まずはオープンレシーブを考える
この癖づけができてくるといいと思います
そうすると自ずと位置取りも上手くなっていくと思います
是非試してみてください
ありがとうございました
◯オープンレシーブのコツ
— 林 聡馬 = Souma Hayashi (@soumahayashi) December 7, 2020
・とにかくチラチラ前を見て(スペースを確認)、オープンレシーブする準備をしておく
・狙い目としては、相手が「真横にいる」「相手2人が門になっている(横一直線に並んでいる)」とき。
できた時はめっちゃ気持ちいい。一度覚えると癖になりますよ。やってみましょ😌🏑
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