こんにちは、そうまです。
今回は『達成の科学|著書 マイケル・ホルダック』を読んでの学びをお伝えしようと思います。
この著者は、世界的なセールス、ビジネスコンサルティングの権威であり、最も著名なスピーカーの1人でもあるブライアン・トレーシーから「世界ナンバー1目標達成コーチ」と認められ、
自身の成功だけでなく、個人コーチングやセミナー、執筆活動を通して世界中のクライアントに成功と幸せを与えている方です。
この本は、その目標達成コーチのプロが、1,000人以上のゴールを達成した人の実績と経験、心理学に基づいて体系化した成功法則が書かれています。
1,500~1,600円でこの内容を学べるなんて、お得ですねぇ!
興味がある方は是非本も買って読んでみてください。
こんな人にオススメ
- 目標達成するためには何が必要なのか知りたい
- 自分にはできないと思い込んでいる
- どうしても達成させたい目標がある
是非最後まで読んでもらえると嬉しいです。
では、早速始めていきます〜
普遍の原理原則
思考は原因であり、生み出された状況は思考からもたらされた結果である。
これが普遍の原理原則です。
人生とは自分の一貫した思考の現れであり、あなたの考えている通りに、あなたの現実が生まれるということです。
プラスもしくはマイナスの考えに集中することで、それに応じたプラスかマイナスの結果を引き出すことになるのです。
言ってしまえば、今の状況(現実)を作っているのも、これまで(過去)の思考が理由ということですね。
だからこそ、現実を変えたければ思考を変えていく必要があるということです。
僕は、「現実を変えたければ行動を変えていくしかない!」と思っていましたが、
その行動というのも、根本的には”思考”よって始まるため、”思考”そのものを変える必要があるということですね。
これにはすごく衝撃を受けたと同時に、その通りだなぁと納得する気持ちもありました。
”思考”を変えよう!
リミティング・ビリーフを壊す
リミティング・ビリーフとは、自分の可能性を自ら閉じてしまうような信念、思い込みのことを言います。
本書の中で、著者の経験が書かれていたので紹介します。
- 中学1年生の時に、落第を意味する「F」の成績を取った
- 成績優秀の義兄と比べられて、「おまえは人生の負け犬になる、おまえは生活保護者になる」など周りから言われた
こうした過去の経験から著者は、「そもそも自分が賢くないがために、中学1年生で落第してしまったのだ」と結論付けたのです。
その後も、「大学に行けるほど賢くない」と考えていたので、高校も中退したそうです。
改めて、リミティング・ビリーフとは、自分の可能性を自ら閉じてしまうような信念、思い込みのことを言います。
「信念=それが正しいと堅く信じ込んでいる心」
著者自身が、「自分には知的さが足りない」と信じてしまっていたのです。
しかし、著者はその後億万長者になります。
何をしたかというと、リミティング・ビリーフを壊し、脳を再プログラムしたのです。
※著者は脳に関する勉強をしています。
🔸ここから少し脳に関する話、顕在意識と潜在意識についても触れておきます。
顕在意識と潜在意識を表すのによく用いられる例といえば氷山です。
氷山をみると、水面より上部は見えますが、水面下は見えません。
水面上に顔を出している氷山の一角が顕在意識で、水面下に沈んでいる氷山の大半が潜在意識であると説明されます。
ほぼすべての行動は、潜在意識にコントロールされている
ロイ・バウマイスターの調査によると、日々の行動の95%が自動的に起こっていて、たった5%が意識的なものだという結果が出ました。
全行動の95%が潜在意識のプロセスから起こっているということは、私たちは脳に自動操縦されているということです。
だったらどうしようもないですね
そう思う人もいるかもしれませんが、それを逆手に取れば、(※無意識をコントロールする)
ゴールを達成し理想の人生に向かって前進することができるのです。
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ここまでの話を少し整理すると、(※著者の場合)
リミティング・ビリーフによって「自分には知的さが足りない」と信じ、
その思考をもって、自然とネガティブな方向に行動してしまっている。→無意識。
例)自分は賢くない→高校中退
ここで大事なのが、
力を与える内容へ意味付けし直す
ということです。
著者は、中学1年で落第した時、「自分には知的さが足りない」というリミティング・ビリーフを持ったことでゴール達成に必要なはずの自信に負の影響を与えました。
このネガティブな感情が結果として自分に才能がないと感じてしまいます。
これが問題の真の原因なのです。
一旦リミティング・ビリーフがつくり上げられると、それをただの解釈としては考えなくなり、現実を正確に表現したものと考えるのです。
では、どうするか?
それは、これまでの思い込みを壊すポジティブな意味付けをするのです。
認知を書き換える!ということですね😄
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因みに著者が中学1年で落第した理由は、その当時まったく勉強も宿題もしなかったからで、
そして、その結果が落第となったのでした。
このように、失敗の原因の真の意味を見つけるのは簡単なのです。
本書には、この他にもリミティング・ビリーフを取り除く7つの質問や、短期間で大きな変化を起こすための一般原理(7ステップ)などがあります。
※気になる方は本書を読んでみてください🙇♂️長くなります、、、😂
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リミティング・ビリーフを破壊し、力を与えるビリーフと置き換える
リミティング・ビリーフを取り除く秘訣は、真実に気付くことです。
自分のリミティング・ビリーフを特定し、向き合い、自分が付けたネガティブな意味をポジティブな意味に置き換えましょう。
認知は書き換えることができます!!
インカンテーション
インカンテーションとは、アファメーションや自己暗示のことを言います。
人生とは一貫した思考の現れです。
大抵の人は1日に約3万回も物事を考え、そのうち多くの思考はゴールに向かわせるのではなく、ゴールから遠ざけます。
私たちはみんな、ある決まった思考を何度も繰り返す傾向があり、そうした思考によって私たちの行動が支配されていることがよくあります。
したがって重要なのは、ほかの思考を塗りつぶすくらいの勢いで、多くの成功をもたらす1つの思考を何度も繰り返すことです。
著者は「理想の人生を生きるために何が何でもやっている」というフレーズを何千回と繰り返すことで成功者と同じ思考をするように自己暗示をかけています。
一旦そのような習慣的な思考を脳にプログラミングし、「理想の人生を生きるために何が何でもやっている」という決意に満ちた態度をつくあげることができれば、
間違いなく日々遭遇するあらゆる難題に対しても、インカンテーションをしていなかったころと比べて、まったく違った対応ができるようになります。
この段階まで来れば、何かに取り組む際に脳が自動的に、何が何でもやるように体を動かす信号を出すのです。
成功するためには固い決意、決断をしなければならないことを覚えておいてください。
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めちゃくちゃスピリチュアルですねぇ〜
そうですね!しかし、すごい効果があるんだろうなぁと思います。
何が何でもゴールを達成すると心に決めること、その決断こそが最終的にゴール達成を確実なものにします。
ゴールを設定したら、ドアをロックしてカギを捨てましょう
この言葉を本書でみた時は、笑ってしまいました。
やると決めたら、やる。
何が何でもやる。
まずは信じるところから、自分が信じないで誰が信じるのでしょうか。
思考をマインドセットしたら、自ずと行動も変わってきます。
なぜなら、本書の中で一貫して伝えている原理原則があるからです。
〜思考は原因であり、生み出された状況は思考からもたらされた結果である〜
思考から、変えていきましょう!
まとめ
- 思考は原因であり、生み出された状況は思考からもたらされた結果である
- リミティング・ビリーフ(思い込み)を破壊し、力を与えるビリーフと置き換えよう
- インカンテーションをセットしよう〜”何が何でもやる”と心に決め、言葉にしよう〜
”思考が原因”
本書を通しての一番の学びでした。
そして、これまでの思い込みも、ポジティブな意味付けに変えることができると知りました。
僕も、「自分は頭がわるい、国語が苦手で読解力がない」など、自分で信じてしまっているところがありました。
それが原因で、自分には無理だと最初から諦めて、挑戦することすら避けているところもありました。
- 小学生の頃に、30点をとってしまったトラウマ
- 全体の中で国語の点数がわるかったこと
ろくに勉強もしていなかったことが理由なのに、「自分は頭がわるい」と信じてしまっていました。
今からでも遅くない。
認知を書き換えます😖
最後に本書にあった名言を紹介して終わります。
あなたの目標を妨げている唯一の障害は、あなた自身が心の中に勝手につくった壁だけなのです。
byブライアン・トレーシー
ありがとうございました。
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