『入社1年目の教科書』意識しておくこと【初回が肝心】

仕事

こんにちは、そうまです。

今回は『入社1年目の教科書|著者 岩瀬大輔』を読んでの学びを伝えたいと思います。

僕は、1回目の転職の時にこの本に出会いました。

『気持ちを新たに、1年生の気持ちでリフレッシュしていこう』

そんな思いで、この本を読み進めました。

当時は、自己啓発というか「最初が肝心だ!頑張っていこう!」という気持ちになっていました。

しかし、正直”思っていただけ”で実際に行動には移せていないのが現実でした。

だからこそ、再度読み直し、転職2回目の今からでも実践していけるように学んだことをアウトプットしていきたいと思います。

内容については、社会人として重要なことがしっかり書かれています。

1年生じゃなくても、すべての社会人の学びになります。

ベストセラー本ですからね〜。

興味がある方は、是非買って読んでみてください。

こんな人にオススメ

  • 社会人としての心構えを知りたい
  • 仕事で結果を出したい
  • 転職したばかりで不安

僕自身、学んだだけで満足することなく、実践できるまでしっかりやっていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、早速始めていきます〜。

仕事における3つの原則

頼まれたことは、必ずやりきる

著書に印象的なセリフがありました。

岩瀬、新人のうちは頭が良いとか優秀だとかというのは、どうでも良いことなんだよ。

上に頼まれた仕事を何が何でもやりきってくれるかどうか。

仕事を頼む側からすると、最も大事なことは、そういうことなんだよ。

督促しないと頼まれた仕事に手をつけない人が、思いのほか多いそうです。

  • すみません、まだやっていません
  • 忘れていました

こんな人たちを信頼することができるでしょうか。

それに対し、一度依頼した仕事を、リマインドしなくとも必ずやってくる人がいます。

その人たちの仕事ぶりは、必ず完璧というわけではありません。

しかし、頼んだことをとりあえず最後までやってくれる人には、また仕事を依頼しようと考えます。

頼まれたことは何があっても絶対にやりきる

とてもシンプルですが、とても重要だと感じます。

僕自身、頼まれた仕事をできないでいて、上司に督促されることが多々あります。

”言い訳とかせず、とにかくやりきる”

改めて、頼まれた仕事は何があってもやりきることが大事だと思いました。

しっかりやってくれたまえ。

50点で構わないから早く出せ

もちろん、100点を目指すのは素晴らしいことです。

でも、そのために1ヶ月をかけるのであれば、1週間で50点のものを出した方がいい。

50点の仕事に赤ペンを入れてもらい、アップグレードしていけばいいのです。

「50点で構わないから出せ」というテーマの趣旨は、上司や先輩の力をうまく使い、

総力戦で仕事を進めていってほしいということです。

心あたりがめっちゃある〜

僕は、「少しでも良いものを」とこだわるせいで、時間をかけ過ぎるところがあります。

しかも、それが違う方向に進んでいることも多々あります。

そうなると、ただの時間の無駄です。

だからこそ、早めに提出し、フィードバックをもらうようにしましょう。

方向転換は、早ければ早いほうがいいです。

ここで、「上司が忙しくて聞けない」そういう場面もたくさんあると思います。

僕も、それをいつも感じます。

しかし、著書にはこう書かれています。

上司が忙しいそうだから相談しにくいという遠慮は必要ありません。

上司の仕事というのは、部下の力を引き出してより良い成果を上げることだからです。

どんどん質問してね〜

ということで、勇気を出して、誰よりも早く50点の仕事を提出してください。

提出をゴールと考えるのではなく、最初のフィードバックをもらう機会という気持ちでいましょう。

僕も実践していきます〜。

つまらない仕事はない

よく「つまらない仕事」という言い方を耳にします。

しかし、著者は「世の中の仕事につまらないものなどない」と断言しています。

単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもあるからです。

何事も、自分ごととして捉える。

僕には、”主体性が大事”というメッセージが伝わってきました。

”つまらない仕事はない”

どんな仕事も楽しんでいけたら…理想ですけどね〜笑。

仕事は復習がすべて

移動中の車内で、みなさんは何をしていますか。

著者は、一日を通じて気づいたことについて復習しているそうです。

復習には、

  • 学びに気づく「気づき力」のような感性を磨く
  • 覚えたこと、学んだことを自分のスキルとして定着させる

という効果があります。

人間は忘れる生き物です。

復習をしたからといって、全てを覚えられるわけではありません。

でも、復習をしなければ、同じことの繰り返しです。

復習によって知識や経験を積み重ねることで、ようやく成長することができます。

今更、何を当たり前のことを言ってるの?

そうなのですが、僕は改めて大事だと感じました。

僕にも心当たりがあって、一度学んだはずなのに、1週間後や1ヶ月後に忘れていて同じ失敗をしたことがあります。

完全に復習不足です。

同じ失敗を繰り返すことは、一番やってはいけないことだと思います。

忘れることを最大限に防ぎ、知識と経験のストックを増やすことで、仕事のスピードも一気に上がります。

世界史ではなく、塩の歴史を勉強せよ

このタイトルが印象に残り、取り上げることにしました。

しかし、社会人や仕事に関して、非常に役に立つ考えだと思います。

ビジネスの分野においては、実際にビジネスの現場に役立つ学びを得ることが重要です。

一般的な教養を獲得する勉強とは違い、学生時代の勉強とも質が違います。

本書には、世界史を例にした説明がありましたので紹介します。

世界史という広範なテーマではなく、たとえば「塩の歴史」の勉強をするという絞り方をしてみてはいかがでしょうか。

塩は、人間の生命を維持するために必要不可欠の物質です。

太古の昔から、塩の確保は生命に関わる重要なことだったのです。

それが発展して、塩が貨幣のような役割を果たした時代もありました。

給料のことをサラリーと言いますが、その語源はラテン語の「salarium(塩の)」という言葉です。

塩の歴史を深く掘り下げて学ぶことで、金融史、経済史、貿易史まで学べることになります。

結構おもしろい内容じゃん

このように、焦点を絞って情報を集めていくことで、役に立つインプットを得れます。

今、まさに取り組もうとしている仕事の完成度を高めるために必要なことを勉強するのが、社会人にとっての勉強の仕方なのです。

ただ漠然と広範囲の勉強をするのではなく、

今必要な情報をどんどん集めていくことが、”勉強”ということですね。

実践で役に立たない”意味のない勉強”をするのではなく、仕事に結びつくようなことを勉強していきたいと思います。

まとめ

  • 仕事の3原則
    ①頼まれたことは、必ずやりきる②50点で構わないから早く出せ③つまらない仕事はない
  • 仕事は、復習がすべて
  • 世界史ではなく、塩の勉強をせよ

社会人としての「勝負どころ」は初回です。

入社位1年目、転職1年目、異動による着任初日など、最初に訪れる機会です。

  • 1年目はアイドリング期間だから、それなりに結果を残せばいいよ
  • 社会人としてのスキルは、おいおい学んで行けばいい
  • だんだん職場や仕事に慣れていくさ

そうした考えは、大きな誤りです。

最初に頼んだ仕事に手を抜いてしまうと、この人は仕事に対して手を抜く人間だという評価をされてしまいます。

最初に訪れたチャンスをつかみ、より大きなチャンスの切符を手にしましょう。

そのチャンスをものにする(ベストは働きをする)ためには、十分な準備をする以外にできることはありません。

今できる準備をコツコツやっていきましょう。

僕も実践していきます。

ありがとうございました。

仕事
そうま

1995年富山県生まれ。警察官→営業/人材。コーチング提供中。おやべRED-OX#8🏑フィールドホッケー。

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